噛む喜びや、自然な笑顔を
いつまでも守ります。
自分の歯で噛み、自然に笑えるのが誰にとっても幸せなはず。
インプラントはそんな願いを叶えるための治療で、 患者様が生涯インプラントを使い続けられるよう、 健康な状態を維持するメンテナンスを行います。インプラントとは、虫歯や歯周病などで歯を失ってしまった部分に、人工の歯を埋め込む治療方法のことです。
天然の歯に近い強度や審美性を備えており、健康な歯を残すだけでなく、おいしく食べる喜びや、きれいな笑顔を取り戻せます。治療期間は長く費用も高額で、治療後は丁寧なメンテナンスが必要になるのがデメリットであるインプラントですが、その分メリットは多く、まるで自分の歯のように自然な見た目や噛み心地を手にいれることができます。ブリッジや入れ歯など従来の治療に比べ、機能改善に優れた方法です。
無くなった歯の部分の顎の骨にチタン棒を埋め込み、それを土台に人工歯をかぶせる方法。
無くなった歯の部分の両側の歯を削り支柱にして、橋をかけるように人工歯を取り付ける方法。
無くなった歯の部分の両側の歯に金属の留め金をつけ、取り外しが可能な人工歯を留める方法。
失われた歯の数、インプラントを埋め込む骨の硬さ、位置など、患者さまと相談して様々な選択肢の中から治療方法を決定します。また、これまでにかかった病気や、現在の健康状態など、細かい検査を行います。
歯ぐきを切開して歯肉を取り、顎の骨にインプラントを埋め込みます。基本的には局部麻酔を使用して行います。一次手術後は約1〜2週間ほどで抜歯し、インプラントを埋め込んだ箇所の状態を確認します。
約3〜6ヶ月の治癒期間をおき、骨とインプラントが結合し安定するまで待ちます。人によって治癒期間には差があり、定期的に経過観察を行います。この期間中は仮の歯を使用できることもあります。
骨とインプラントの結合が安定したら、歯ぐきを開き人工歯を支える台(アバットメント)を装着します。装着した後、歯ぐきが治るまで約1〜6週間おいておきます。
最終人工歯を装着する前に、最終形を想定した仮歯を試作。実際に仮歯を装着し、発音や食事など日常生活に問題がないか、1ヶ月以上テストを行います。ほかの歯への影響や、噛み合わせを入念にチェックし、最終人工歯に向けて精度を高めていきます。
仮歯で調節したものを型取りし、同じ形状の最終人工歯(上部構造)を作製、装着します。上部構造にはメタルボンドやセラミックなど様々な素材があり、コストや機能面で患者さまのご希望に合わせた素材を一緒に選びます。
インプラント装着後も細菌に感染するリスクはあり、口の中を常に衛生的に保たなければいけません。日頃のケアはもちろん、歯科医師によるブラッシング指導や定期検診など、継続的なメンテナンスが大切です。